◎大田和人 消防長 
 喜舎場盛三議員の消防行政についてのご質問にお答えいたします。
 まず、第1点目のご質問、いざというときのためのバイクの救急隊の研究についてのご質問に、お答えいたします。
 救急患者の救命率を上げるには、早目に救急救命処置を開始することが重要でございます。消防本部で119番を受理し、現場到着までにかかる所要時間は、平均して6分21秒となっております。
 この間のおよそ6分間は傷病者にとって重要な意味を持っており、救急患者が発生した場合、一刻も早く救急措置が行えるよう、市民を対象として救命講習を積極的に現在展開しているところでございます。
 ご質問の救急用バイク隊につきましては、群馬県太田地区消防組合などで実施されております。
 太田地区消防組合では、平成12年度に2隊のバイク隊を導入し、現在、5隊で運用しているとのことでございます。
 平成14年度の出動件数は1,146件、バイク隊の導入で現場到着時間を平均1分39秒短縮できたこととなっているようでございます。
 迅速性が強く求められている除細動が、平成15年4月から医師の包括的指示のもとに実施が認められたことなどから、除細動器等を搭載した救急用バイク隊の導入により、救命率の向上が期待されているようでございます。
 本市におきましても、救急用バイク隊を導入することで、どの程度救命率が向上するのか、導入に伴う障害はないのか、すでに救急用バイク隊を導入している他の消防本部の実施状況調査などを行うなど、どのような形で導入できるのか、多方面からの研究が必要というふうに考えており、早速研究に着手する所存でございます。
 次に2点目のご質問、女性救急隊員について、お答えいたします。
 消防本部においては、現在、5隊の救急隊があり、男性職員のみで構成をされております。
 私どもといたしましては、女性の救急隊の必要性は十分認識をしております。
 これまでは消防庁舎の構造が風呂場、トイレ、仮眠室など、男性のみを前提とした建築構造であり、女性消防吏員が24時間勤務に従事できない環境で、女性隊員の受け入れが困難でございました。
 このため、現在建築中の消防庁舎は、女性隊員の勤務も前提とした庁舎でございまして、女性救急隊員、女性消防隊の受け入れが可能となっております。
 なお、平成15年度採用者の中には、女性救急救命士1人、女性消防隊員1人の計2人の女性消防吏員がおりまして、現在、消防学校で研修を受けているところでございます。
 約半年間の研修を終了後の平成15年11月から消防及び救急業務に従事することとなっております。
 これからの消防行政にも、男女共同参画の実行が求められていると認識しておりますので、消防現場において何人程度の女性消防吏員が適切であるかは、様々な要素を勘案し、検討していく所存でございます。以上でございます。